「私の財産告白」著者 本田静六氏 を読んで

こんにちは。
本田静六さんの私の財産告白を読みました。

この本は大変有名な本だと思いますが、今更ながら読んでみました。
特に元々お金持ちの家系でなかった著者が、億万長者になっていった過程が書かれています。

・給料の四分の一を天引き貯金
・それを株式投資に回す(投資であって投機ではない)
株は暴落時にこそ購入する
・山林を購入する

てな感じです。もちろん今の時代に全く同じことをやって、同じだけの成果が出せるとは思っていません(金利も配当利回りも全然違うと思うので)。
ただ、節約して、そのお金を無駄遣いせずに投資に回す。特に株価が下がっているときに買いに行くという点は、今の時代にも十分通用するものだと思います。
結局、コツコツと積み上げていくしかない、ということだと思います。

「常に金のために自由を制せられ、心にもない屈辱を強いられる」というフレーズも非常に心に残りました。
「株やって金稼いで何したいの?」と聞かれたりしますが、自分は何か物が欲しいとかそういうことではなく、「お金がないことで、やりたくないことをやらないといけない、ということが嫌だ」なのでお金を稼ぎたい、というモチベーションが大きいです。

金で何でも買えるとは当然思いません。でも、金で避けられる不自由は確実にあると思うのです。そう考えて、自分はコツコツと投資を続けています。

本の後半は若干啓発本チックな内容に感じましたが、その辺の安っぽい啓発本と違い、著者の経験をもとに語られており、全体通して非常に説得力のある内容でした。

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