米国株ベライゾン

ベライゾンって？

ベライゾンは米国の大手通信キャリアで、AT＆Tとベライゾンが有名ですね。

事業内容的には、
・子会社ベライゾン・ワイヤレスを通じて全米でワイヤレス音声、データサービスと携帯端末の販売のほか、
　メール、モバイルブロードバンド、コンテンツ配信サービスを提供
・固定電話、インターネット接続、ブロードバンドビデオ・データ通信、IPネットワーク、長距離電話サービスを提供

とのことで、日本で言うと、NTT・KDDI・ソフトバンクといったところでしょうか。
社員数も135,000人とのことで、かなりの巨大企業であることがうかがえます。

設立は1983年らしいです、意外に歴史が浅いんですね。
www.verizon.com

株価

・株価：56.45ドル
・EPS：4.29850ドル
・配当金：2.51ドル
・配当利回り：4.4%
※2021/2/19データ

高利回りですね。
この辺りは日本の通信キャリアと一緒ですね。

◆６か月チャート

◆3年チャート

◆10年チャート

短期ではちょっとだけ反発していますが、長期で見てもほぼほぼ横ばいって感じでしょうか。
この辺りも日本の通信キャリアと似てますね、やはりGAFAみたいなハイテク株と違って、
長期にわたって安定的な企業、という印象です。

業績

売上・利益・EPSは右肩上がりという感じではなく、
上がったり下がったりと、横ばいって感じですね。
まぁ良く言うと安定、悪く言うと成長性はイマイチ、といったところでしょうか。

あと、自己資本比率が結構低いですね。意外でした。（S＆P500の平均は30%くらい）
2015年は6%って、そんなに低かったのか！？って感じで結構驚きでした。

最近のニュース

上記の株価チャートでも触れましたが、最近ちょっと反発しています。
これは、ウォーレンバフェット率いるバークシャーがベライゾン株を購入したニュースが出たことも影響がありそうです。

バフェットはバリュー投資家として有名ですから、
少なくともバフェットの感覚ではベライゾンは割安という位置づけなのでしょう。

確かにPERも11倍程度なので、数値だけ見ると、
ハイテク株がひしめく米国株市場の中では割安なんでしょう。

まとめ

急成長は見込めないものの高配当なので、配当貰いながらじっくり～って感じでしょうか。
時価総額も2335.90億ドル（2.19時点）なので、そうそう簡単に会社が傾くことは無いでしょう。
日本で言うとトヨタと同じくらいの規模ですね。

安定企業の１つとして、ポートフォリオに加えるのもアリかなぁと思います。