「AI vs 教科書が読めない子どもたち|新井紀子氏」を読んで
こんにちは。
件名の書籍を読みました。
前から気になっていて、発売から期間は空いてしまいましたが、
この度読んでみることにいたしました。
AIのシンギュラリティって今の技術の延長線上では絶対無理なんですね。
AIに取って代わられる仕事も当然あるが、人間しかできない仕事も残るとのこと。
あくまでAIは過去のデータを学習し、そこから答えを高速で出すことは出来るが、
それはあくまで教師データを元にしているので、新しいビジネスを創ったりは無理なんですね。
あと、AIはデータを数学的に処理しているので、
雑談したりとか、その言葉の意味を理解しているものではない。
自分も少し前にAIに関する仕事をしていたので、ざっくりとは理解していたのですが、
それをも超える技術が開発されて、シンギュラリティがやってくるのかなぁと思っていたのですが、
現実はそうは単純ではなかったんですね。
で、AIに変わらない仕事をやればいいという話ですが、それがかなり難しい。
数式(数的能力)ではない、読解力が求められるような能力が今後は必要になってくるのですが、
学生の読解力は客観的な試験データから見ても高くなく、しかも読解力を向上させる方法って見つかってないみないなんですよね。。
課題や目指すべき方向性も見えているのに、どうやればいいのかが分かっていないとのこと。
何かモヤモヤしますが、自分も現役世代として、AIとの共存や、AIの領域外で自分の市場価値を向上させるようなことをやっていきたいです。